第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞作、映画化！
染井為人先生のサイン入りでご用意しました。

26歳の守は生活保護受給者のもとを回るケースワーカー。
同僚が生活保護の打ち切りをチラつかせ、
ケースの女性に肉体関係を迫っていると知った守は、
真相を確かめようと女性の家を訪ねる。
しかし、その出会いをきっかけに普通の世界から足を踏み外して――。
生活保護を不正受給する小悪党、貧困にあえぐシングルマザー、
東京進出を目論む地方ヤクザ。
加速する負の連鎖が、守を凄絶な悲劇へ叩き堕とす!


染井為人
1983年7月21日生まれ。千葉県出身。
芸能マネージャー、舞台演劇ミュージカルプロデューサーなどを経て、
2017年、『悪い夏』で第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞し、デビュー。
その他の著作に『正義の申し子』『震える天秤』(KADOKAWA)『正体』(光文社)がある。